ペイント日記

横浜の春
2013年03月26日
港の見える丘公園の桜は毎年、美しい姿で春を告げてくれます。 また、この公園には懐かしい懐かしい。。土筆。。が、ちらほら顔を出します。 私にとっては春告げの第一人者。 今年も出会うことができて心から「春が来た!」と思えました。
元町で「魔女屋」と「創作ビーズアクセサリー屋」を訪ねたけど制作のため休業で、元町へ行くたびに一体ずつ買い求めている魔女さんを購入できず。。。。これからは月曜日と火曜日は休業らしいです。 残念。
それから必ず出向くのが「陶器のタカラダ」、今日もダヌーンのマグの新作を2個入手しました。 また、いつものようにアンティークコーナーの「オールド・ノリタケ」の名品を穴の開くほど眺めました。
気になった名品は102年前に制作された「キャンデーポット」。
コロンとしたフォルムで蓋のつまみに経年による金の剥がれがありましたが、他の部所は美しい当時の姿でした。 背景に開けた林をぼんやり描き、手前にアイリスが何とも言えず穏やかな色彩で描かれていて、縁には金彩のうえ、ノリタケ開発の金盛りが丁寧に施されています。 しかも、この品はアメリカ帰り。 例のリーマンショックで解体された美術館からの放出品で保存状態が至極完璧なのだそうです。
102年前にアメリカ人の手に渡り、今 その役目を終えて日本へ しかも 無傷で出身地の元町へ帰ったなんて、なんだか 強い「気」を持った品だと胸を打たれました。
もし、 私となにか縁があり、11月またここで再会できたら、自分のために購入したいと思います。
付記
写真を見て、「???」と思われたと思います。 そうです。 「散歩中の山羊」です。