ペイント日記

教室から
2013年06月19日
芳賀敞子先生がリースに描かれた物を私がコンテスト出品作としてレクタンブルボックスに転用展開した作品をサンプルにしてカントリーティストのクリスマスの型抜き素材へ再度、転用しました。
同図案のレースが異なった背景、形を与えられて転身する様はトールペイントならではの柔軟性が覗えます。 この柔軟性こそが20年間、私を捉えているものです。
素材を前にどのような装飾が良いか、何色に塗ろうか、、、と構想を巡らせる ひと時は私にとっては至福の時間であり、 また、 それが実現して目前に差し出される時は何事にも代えがたい瞬間です。
川原さんは細い細い「くさり編み」を繊細に表現されて、 「ろうそく」を透き通らせて彩色されています。 早々と今年のクリスマスを彩る美しい作品が完成して良かったですね。