ペイント日記

SIMONDOLLを観る
2014年07月03日
横浜そごう美術館に於いて開催されている人形作家・四谷シモン氏の「SIMONDOLL」展に出かけました。
ドイツのシュルレアリスト、ハンス・ベルナールの影響を受けて球体関節人形の制作を始め、日本における第一人者として国内外で不動の評価を得ているシモン氏の作品が点々と配置された展示台の上に立ち鑑賞者を見ている。。。背中がゾクゾクし始めたのを感じながら場内を進みました。
表面的な視覚に囚われやすい私には、共感を得たり理解をするのが やや難解な人形が並ぶ中、 一体だけ美しい慈愛を心より感じた作品がありました。 それは、敬愛する澁澤龍彦氏の死を悼んで制作された*「天使ー澁澤龍彦氏に捧ぐ」*でした。 凡庸な私がその作品の周り360度ぐるりを回って色々な想いを抱いて見つめていたら、周りにも人が集まり、 ここまでの人形のシュールさに痛めた心を癒しているようでした。
そのように感じた人々が「My Favorite SIMONDOLL」の一票をこの「天使」へ投じたようでナンバーワンに輝いていました。 さもあらん。。。
会場にシモン氏の制作室を模したスペースが設置してあり、金髪巻き髪の美しい人形が台の上に座らされて、皆のフラッシュを浴びていました。 ここだけ撮影可でした由。
四谷シモン氏 紹介
人形作家、 俳優
1944年 東京五反田にて誕生 父はタンゴの楽師、母は舞踏家
ドイツのシュルレアリスト、ハンス・ベルナールの影響を受けて球体関節人形の制作を始め、日本における第一人者として国内外で不動の評価を得ているシモン氏の作品が点々と配置された展示台の上に立ち鑑賞者を見ている。。。背中がゾクゾクし始めたのを感じながら場内を進みました。
表面的な視覚に囚われやすい私には、共感を得たり理解をするのが やや難解な人形が並ぶ中、 一体だけ美しい慈愛を心より感じた作品がありました。 それは、敬愛する澁澤龍彦氏の死を悼んで制作された*「天使ー澁澤龍彦氏に捧ぐ」*でした。 凡庸な私がその作品の周り360度ぐるりを回って色々な想いを抱いて見つめていたら、周りにも人が集まり、 ここまでの人形のシュールさに痛めた心を癒しているようでした。
そのように感じた人々が「My Favorite SIMONDOLL」の一票をこの「天使」へ投じたようでナンバーワンに輝いていました。 さもあらん。。。
会場にシモン氏の制作室を模したスペースが設置してあり、金髪巻き髪の美しい人形が台の上に座らされて、皆のフラッシュを浴びていました。 ここだけ撮影可でした由。
四谷シモン氏 紹介
人形作家、 俳優
1944年 東京五反田にて誕生 父はタンゴの楽師、母は舞踏家